浜離宮恩賜庭園へ~後編
- TC朝日のブログ
みなさん♪こんにちは!
今日の東京はとても寒いです。
先日はあんなに暖かかったのに、冬に逆戻りですね。
来週からは本格的に暖かくなるようです。
春はもうそこまで来ていますね。
本日は浜離宮恩賜庭園~後編と言う事で、
前回から、さらに奥へとご案内致します。
浜離宮恩賜庭園には、菜の花以外にも水仙や梅、椿や桜など
四季の訪れとともに花々が咲き乱れます。
そして今は、梅も見ごろを迎えていました。
梅の花は約130株、植樹されています。
3月中旬ぐらいまでは楽しめそうなので、ぜひ足を運んでみて下さい。
梅を眺めながらさらに進んで行くと、都内で唯一、
海水で造られた「潮入の池」があります。
風情あふれる木造の橋が架けられていて、その橋の中程には
「中島の御茶屋(なかじまのおちゃや)」があります。
御茶屋とは、江戸時代の大名庭園等に設けられていた園遊接待のため
の施設で、宝永4年(1707)のちの6代将軍徳川家宣が建設したもので
室内からの眺めが素晴らしく、最も立派な御茶屋でした。
別名を「狎鷗亭(こうおうてい)」とも呼ばれていました。
享保9年(1724)火災のために焼失し、64年後の天明8年(1788)
11代将軍家斉の治世に再建されました。
明治維新後、皇室の離宮となり、国賓等も迎えましたが、
昭和19年(1944)11月29日、第2次大戦の空襲により焼失しました。
その後、昭和58年(1983)財団法人日本宝くじ協会の助成事業と
して再建する事ができ、現在に至ると言う事です。
建物の中はと言うと、畳の上に緋毛氈が敷かれていて、
とても素敵な和の雰囲気です。
季節の生菓子と抹茶がいただける「抹茶セット」を注文し、
時を忘れ、庭園の先にある汐留のビル群を遠くに見ながら
和みの時間。
都会にもこんなオアシスがここにはあります。
まだ、少し寒いですが、ほんのり春を感じながら
ぜひ、和みの時間を過ごしてみませんか。
T.C Master 朝日 美千子