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磨き残しを減らす!歯ブラシの「つま先・かかと・わき」

  • 院長ブログ

 

こんにちは。院長の清水です。
3月といえば桃の節句・ひな祭りの季節。
そんなひな祭りで欠かせないのが、
主役となる『ひな人形』に、
『ひなあられ』と『ひし餅』です。

 

ひなまつりカラーとされる3色は、
それぞれ「魔除け(赤)」
「木々の芽吹き(緑)」「雪の純白(白)」
という意味があり、
お子さまが健康に過ごしていけるように
という願いが込められているそうです。

 

実は、私たちが普段使う歯ブラシにも
「ポイントとなる3つの部位」があり、
その3つを上手に使い分けることで、
磨き残しを減らし、
むし歯や歯周病の予防につなげることができます。

 

 

 

 

■歯ブラシで磨けない場所がある?

 

普段、何気なく使っている歯ブラシですが、
歯ブラシは「すき間」
「デコボコに溜まった汚れ」が苦手で、
普通に使っていると、磨き残しが発生しやすくなります。

 

 

特に、
「歯と歯の間」
「歯ぐきの境目(歯の付け根)」
「前歯の裏側」
3大磨き残しポイントです 。

 

 

そこで出番となるのが、歯ブラシの
『つま先』『かかと』『わき』3つの部分。

 

歯ブラシを縦に持ったときに、
ヘッドの先端を『つま先』
ヘッドの後端を『かかと』
ヘッドの両端を『わき』と呼びます。

 

 

これら3つの部位を上手く使うことで、
磨き残しを減らすことができるのです。

 

 

 

 

■『つま先』『かかと』『わき』の使い方

 

では実際に、『つま先』『かかと』『わき』
どのように使うと汚れが落としやすくなるのか、
その具体的な方法をご紹介します。

 

 

 

磨き残しポイント1
奥歯のかみ合わせ面

上下の奥歯がかみ合う「かみ合わせ面」
ミゾが深く、磨き残しの多い場所です。
歯ブラシの『つま先』
ミゾの部分に入れ込むようにあて、
小刻みに動かして磨きましょう。

 

 

磨き残しポイント2
前歯の裏側

歯ブラシの入りにくい前歯の裏側には、
歯ブラシの『かかと』をあてて汚れを落とします。

 

歯ぐきにブラシが当たって痛い場合
『つま先』を使っても大丈夫です。

 

 

磨き残しポイント3
歯ぐきの境目

歯と歯ぐきの境目には
歯ブラシの『わき』がピッタリあたります。

 

毛先が曲がらないように、やさしい力で
横に細かくスライドしながら磨くと
汚れが落としやすくなります。

 

 

 

 

■自分に合ったブラッシング方法を身につけよう

 

今回ご紹介した
つま先・かかと・わきの使い方は
あくまでもひとつの目安です。

 

特に、通常の歯ブラシが届きにくいところには、
フロス歯間ブラシなどの
『補助的清掃用具』を使うのがおすすめです。

 

 

 

 

毎日しっかり歯を磨いているつもりでも、
ポイントを押さえて上手に歯みがきをしないと、
意外に汚れが落とせていないことがあります。

 

 

もし、皆さまが
「ちゃんと歯を磨いているのに
むし歯や歯周病になってしまう」

 

というお悩みをお持ちであれば、
「正しいブラッシング方法」を身につけることで
改善できる可能性があります。

 

 

「歯並び」や「歯の形」によっては、
より最適な磨き方をご提案できる場合もありますので、
お悩みの方はいつでもお気兼ねなくご相談ください。

 

磨き残しを減らして、健康なお口を目指しましょう!

 

 

 

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